大人のソルフェージュ集中特訓 音程編終了です
1)たった一回で身につくのか
今年最後のスクールのワークショップはこちらです。ソルフェージュ特訓。なんと全日の忘年会にて興味を持ってくださって、ドタさんの方も。定員3名調度で開催しました。
2時間レッスンにはお茶とお菓子もついてます。おかしって、チョコ一個だけど 笑)
たった一回でどうだろう?と思ったのですが、今回は複数の人数でやったというのが、とても良かったように思います。学びって、学び合いもあるので。
小さい頃トレーニングを受けていた方Aさん、トレーニングは受けてないけど楽譜は読める方Bさん、小さい頃全く音楽の習い事していない夫の3人のメンバーです。レベルがあまりにも違いすぎて申し訳なかったですが、同時に同じ課題でも、少し難しくアレンジしたりして、できる限り皆さんに納得していただける講座にしたつもりですが、いかがでしたでしょうか。
2)講座内容
絶対音感は、年齢が上がると身につかないと言われています。ただし、相対音感はいくつになってからでも大丈夫です。訓練をきちんと受ければ、楽譜から音楽が流れてくるようになります。
階名唱は便利ということはわかるのですが、そもそも、ドミと読み替えができても、ドミってイメージできないと無理で、結局読み替えだけが大変だったということになってしまうのですが、このテキストは、その私の長年の悩みを見事に解消してくれる演習が続いています。今回は長調の部分しかできなかったのですが、是非短調の演習に次回突入したいです。
◯長調の2度から8度までの跳躍の練習。ついでに楽典的なことも説明しました。
弦楽器でせっかく度数を学ぶのでしたら、指使いも一緒にと思い、長6度だと隣の弦同士で指は一つ増えて、間を開くし、短6度だと斜め半音になるよね。というよなことも、実際に演奏しながら確認しました。
◯最後知ってる曲を、階名に直すという演習もしてみました。
◯そのあと、いわゆるソルフェージュの「視唱」の課題を。リズム付きの課題を用意していたので、トレーニングを受けていたAさんには、難しいものを。Bさんにも、若干難しい課題を。夫には短くしたりして対応しました。もちろん夫が一番できないのですが、他のAさんBさんのやったことを覚えて、だんだん歌えるようになったりしているのが、へええ、すごいなと思いました。学び合いですよね。そう言えば、学校ってこんな感じだっなあって、懐かしい感じがしました。今はレッスンではンツーマンなので、私と生徒との関係でしか学びがないので、逆に新鮮な感じがしました。
◯最後はお約束の聴音です。弦楽器って、単旋律というより、合奏してていっぱい音があるところから、音を拾って行くことのほうが多いので、伴奏付き課題を私が弾き歌いして、私の詩の部分を聴音してもらうという課題にしました。弾き歌いなんて、音大の授業以来だわ〜。緊張する〜。笑)ここでも、みなさんに課題を違えて出しました。Aさんには、ピアノのバス旋律も書いてもらうようにしてみました。
グループレッスンも、やり方によっては色々できるんだな。
今後の課題
夫に感想を聞いたところ、すごくよかった。まとめてやったのは良かった。頭の中に、音程が流れるようになってきたそうです。
ただ、ヴィオラを弾くときに、自分のアルト譜表とどうやってつなげていけばいいのか、まだピンときていないと言われました。
ああ、なるほど。そうですよね。楽譜をパット見て、何度の音程関係ってことはすぐに分かるように慣ればいいんじゃないかということを言われました。確かに!!FのあとにDが書いてあったら、それ6度離れてるってわかれば、どのポジションに行っても、指が自然と出てきますよね。
今度は、ト音記号でもハ音記号でもないただの五線を使って、何度上を歌ってみましょうとかやってみようかな。
なかなか2時間というのが、教えてる方も大変なのですが、この2時間枠というのがいいような気もしますので、来年も何回かやっていこうと思います。合宿準備も大変だけど、2月にやろうかな!また募集のメールしますね。
そうそう、Bさんは前回のリズム編も参加してくださったのですが、うすぼんやりしていたものが、あの2時間ですごくすっきりしたっていう感想をおっしゃっていました。確かに確かに。今までランダムにやってきたものを、一度きちんと整理するというチャンスにもいいかもです。
今後やりたい集中特訓:音程短調編 コード編 即興にチャレンジ編 です。こちらも私の中では、使おうと思っているテキストがあります。是非自分の中でこれだと思うものがあったら、ご応募くださいね。
ではでは、これが今年最後のブログになります。今年も一年お世話になりました。来年もユリカミュージックスクールよろしくお願いいたします。
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